ぶっちゃけます。長野【移住】のデメリット②
ではでは、本題に入ります!
- これから長野移住を考えている方
- 田舎生活に憧れを持っている方
- 移住ランキング1位の長野がどんなものか気になっている方
そんな方に向けて、デメリット・影の部分を書いて行きたいと思います。
【暖房代がバカにならない、冬期間】
皆さんも知っているとおり長野はやはり、冬は寒いです。
寒いを超えて、痛いと感じるくらいです。
東京では、冬とはいっても
氷点下になるのは朝方や深夜くらいで、マイナス5度くらいになると
冷えたなー。と思うくらいです。
雪国でもある長野は日中にも氷点下になるのは普通です。
マイナス10度くらいは普通です。
(もっと寒くなる県もあると思いますが、埼玉から長野に移住したたつ坊の感覚で話を進めておりますので、ご了承ください。ww)
そこまで冷え込むと、水道管・給湯器の凍結による管の破裂がおこります。
水道管・給湯器の中の配管が破裂してみてください。
莫大な修理費用と、少しの間、暖を取れなくなります。
その対策として、外出するときも、とにかく1日中エアコンやストーブで
一定の温度を保つようにします。
マイナス10度くらいから、ある程度暖かい温度にするまで、エアコンだけでは
ぜんぜん効きません。
石油ストーブなどの兼用が必需です。
そもそも、もっとも冷え込む地域の人たちは、エアコンの暖房なんて使いません。
使わないというより、使い物になりません。
石油ストーブがなにより暖をとる手段の中で、最も戦力になるんですが、
問題は灯油代です。
うまく節約・倹約できたとしても、最低でもひと月に2万は灯油だけでかかります。
多いときには、4,5万かかることもあります。
たつ坊は長野の暖房代を完全になめてましたね。
埼玉に居たときには、冬に暖房代が多くかかるといっても、
2,3千円。
長野にきたら、それが何千円どころか、数万円と変わってくること。
びっくりこきましたね。
しかし、
夏の季節は冷房が要らない、冷房をつけなくてもすごせる。
夏には逆に涼しくすごせるメリットがありますね。
【なめたらいけない、日常生活の中の雪】
雪が好きな人。スノーボードやスキーが好きな人。
そんな人たちも、身近に楽しめるように長野に移住してくる方も居ます。
しかし、良い事の裏には悪いところがある。
死ぬほど雪が好きな人であれば我慢できるかるかもしれないですが、
楽しい思いをさせてくれる雪でもありますが、日常生活に相当な支障をもたらす雪でもあります。
長野の中でも、特に北信地方(新潟県よりの地域)や白馬、そこらの地域は特に雪が降りますが、寝て起きたら30~40センチ積もってる事は、シーズン中に5,6回あります。
スタンダードに降っても、軽く15~20センチは降ります。
そのくらい積もると、車も走れないほどです。
(もちろん車は四駆です。雪国は二駆では、生きていけません。)
町中を、除雪業者さんが、深夜から道路の確保に努めてくれています。
除雪されてるからといっても、車を出したり、玄関の前は、自分たちでやらなければいけません。
雪国は、1月から2月の終わりまでは
2日に1回のペースで雪が降るといっても過言ではありません。
ほとんど毎日のように、車の雪を除雪、車が道に出るまでの除雪、玄関周りの除雪。
埼玉で24年間過ごしてきたたつ坊は、はっきり言って無駄な労力、手間だと思ってしまいました。
家を出るだけ、車を出すだけで、一苦労するんですからね。
雪国での生活は大変ですよね。
15~20センチ、多いときは30~40センチ。
気温も低いから、雪もすぐには溶けません。
そうすると降り積もっていって、1~2メートルくらい溜まってしまいます。
庭や駐車場は、雪が高く溜まらないように、こまめに雪をどこかへ移動しなければいけません。移動するといっても、手でスコップなんかではやってられません。
そこで大活躍するのが、小型除雪機です。
この機械は雪を巻き込んで遠くに飛ばしてくれる
まさに画期的なアイテムです。
通称、除雪ロータリー、中にはピーターという人も居ます。
そんなピーターを、雪国で暮らしている人たちは、一家に1台、所有しています。
というか、雪国で生活するなら、このピーターという小型除雪機も購入しなければやっていけません。
しかしこのピーターは、まあ値段が高いです。
安いものも中古でありますが、
雪を飛ばすという人力では叶えられない仕事をしてくれるピーターは、
無理がかかりやすく、故障や調子が悪くなる事も少なくないので
新車でなるべく馬力のあるピーターを買うとしたら
100万~200万かかります。
雪国で暮らすという事は、雪国ではない地域に比べて
苦労もあり、お金もめちゃめちゃかかるということです。
そして、なんといっても大変なのが、屋根の雪下ろしです。
今は雪が積もっても、雪がとけたら落ちてくれるような屋根のつくりになってますが、
中には屋根に上って雪を下ろさないといけない家や建物もあります。
まあ危険です。
そして冬の間にその雪下ろしを、平均で少なく言っても3回はやらないといけません。雪下ろしの最中に屋根から落ちて大事故になる人もいます。
しかしそんな危険な雪下ろしもやらないと、雪の重みで家が潰れます。
家を守るために、危険な作業も避けられないのです。
だったら雪が自動に落ちてくれる家に住めば良いんだと思いますが、
雪下ろしが不要な家に住んでも、
周りには高齢の方で、雪下ろしを必要とする家に住んでる方も多くいらっしゃいます。
田舎の掟、ルールがあって、雪下ろしは若者がやる。
そんな風潮が流れてますし、そんな力のなくなった高齢の方を見てみぬフリが出来るわけでもなく、雪下ろしをやる羽目になります。
地方は高齢化が進んでいて、50,60歳でも若者ですからね。
雪国に移住するときは、町ごとの掟や田舎の生き方があります。
ある程度、人に尽くす気持ち、人に優しくお世話をするという覚悟がないと、
どんな夢や希望を持っても、必ず後悔します。
③に続く。